Q&A

皆様から寄せられる疑問・質問をまとめました。
Q1 入院期間はどのくらいですか?
A
患者様によって差がありますが、最小侵襲手術の場合は、手術後おおよそ1~2週間程度で退院することが可能です。従来法の場合には、3週間程度です。
Q2 手術後、どのぐらいで日常的な動作ができるようになりますか?
A
最小侵襲手術の場合の一般的なケースでは、手術後約2週間以内で杖を使って歩くことができ、手術後約1~3ヶ月で車を運転できるぐらいまでの回復が期待できます。
従来法の場合には、回復時間もこれよりもやや長めに見ることが必要です。
Q3 痛みは無くなりますか?
A
症例により個人差はありますが、退院後約1~3ヶ月でほとんどの場合、痛みが解消します。
Q4 人工関節は、どれくらい持ちますか?
A
個人差はありますが、最近の人工関節は、製品の研究も進み、15年以上の維持を期待できるようになりました。
ただし、人工関節に過度な負荷や衝撃がかかってしまうと、人工関節のゆるみや破損、摩耗などの合併症が発生し、それよりも短い期間で入れ替え手術が必要となる場合もあります。
手術後の注意点などについて手術前、手術後にきっちりとご説明をさせていただきます。
Q5 人工関節をつけることで、日常生活で制限はありますか?

A
人工関節をできるだけ長持ちさせるために、いくつかの注意点があります。
一般的な注意点としては、
- 適切な体重を維持する。
- 新たにスポーツや活動を始める前に主治医に相談する。
- 転ばないように十分注意する。
- 重い物をくり返し持ち上げるようなことを避ける。
などが挙げられます。
手術前、手術後にきっちりと説明をさせていただきますが、不安に思うことがあれば、ひとつずつ確認してください。丁寧にご説明させていただきます。
※年齢や症状による個人差がありますので保証できるものではありませんが、ショッピングや旅行、あるいは水泳やゴルフといったスポーツなど、手術前には股関節が痛くて楽しめなかったことでも手術後には楽しむことができるようにもなります。